「まぶしくて」★★★★
「知ってるワイフ」で好きになったハン・ジミンが出ているドラマと知り、
見始めました。
時間を巻き戻せる時計を使って 大好きな父のために何度も事故を食い止めようと
挑戦するハン・ジミンの姿がけなげだった(。・ω・。)
そして、なんとか父の命を救った後、50歳くらい年老いた自分の姿に
愕然とするヒロイン。
そこから、ハン・ジミンからキム・へジャ(役と同じ名前)へと役をバトンタッチ
するのだけれど、かわいらしい服装や若い女の子のしぐさ、言葉遣いなど細かい
ところで「あ~、25歳の女の子だ」と思わせる演技が素晴らしかった~!
このドラマには、70代~80代と思われる方々がたくさん登場するのだけれど、
熟年あるあるのエピソードも度々出てきて、50代の私にも共感できました~(T-T)
自分の存在価値が分からず、人生に絶望しながらもなんとか生きている役を演じた
ナム・ジュヒョク。ドラマの中の表情や涙が本当に切なくて、なんとかしてあげたい
と心から思わされました・・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
ドラマの後半で、おじいさん・おばあさんたちが知恵を絞って、悪党から仲間を
助け出すシーンがあるのだけれど、その話がスパイものを見ているようなワクワク感
があっておもしろかった~(*´∀`*)
そして、物語はクライマックスへ・・・。
ヒロインがおばあさんに姿を変えてからの展開が、すごくゆっくり感じて、途中
ドラマの中盤、見るのをやめてしまい数週間がたってしまいましたが、正月明けて
から見るのを再開。後半は一気に見ました!
「コーヒーフレンズ」で共演していたナム・ジュヒョクとソン・ホジュンは、
このドラマで共演していたのね~なんていうのも分かって、おもしろかったな。
そのソン・ホジュンが演じていたのは、ヒロインの兄でヒロインの親友の初恋相手。
このドラマでは、お笑い担当・・・振り切った演技が楽しかった(^^ )
ヒロインの友達役のキム・ガウンとソン・サンウンもドラマの雰囲気を明るく
してくれていた♪
人生は、孤独で苦しくて真っ暗闇の中をさまようこともあるけれど、「今」を
愛おしく思って生きていく。「自分」を愛おしく思って生きていく。
生きていることは当たり前じゃない。当たり前ではないことに価値を見つけて
生きていく。
年老いて、自分や家族のことが分からなくなっても、幸せだった記憶、
自分が生きていた記憶を頼りに生きていけるのかも知れない・・・そんなことを
感じさせてくれるドラマでした。
そうそう、泣けるシーンはたくさんあるのだけれど、終盤記憶をなくす前に
キム・ヘジャと息子の嫁役イ・ジョンウンが病室で話をするシーンは、ホントに
泣けました~(T^T)